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ボール盤




ボール盤とは、主に金属材料を工作物とする機械加工に使われる代表的な工作機械の一種です。
ボール盤は、主にドリルを使って金属工作物に穴あけ加工を行う工作機械です。ボール盤では一般的にドリルに回転運動を与えつつ上下に送り運動を与えることによって工作物に穴をあけます。

工作物にあける穴のサイズは、使用するドリルの径を変えることで調整します。
また、ボール盤は工作物に既にあいている穴のサイズを大きくする場合にもよく使われます(穴径よりも大きい任意のサイズのドリルを用いることにより、穴サイズを大きくする加工が可能です。)

ボール盤には加工目的や形式の違いなどにより様々なボール盤があります。
主なボール盤には以下のような名称のボール盤があります。
(JIS規格に定義されるボール盤の名称のみ列記)
・直立ボール盤
・ラジアルボール盤
・多軸ボール盤
・卓上ボール盤(ベンチドリル)
・深穴ボール盤
・多頭ボール盤
・ポータブルボール盤
・数値制御ボール盤

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、ボール盤の定義は以下。

番号:31

用語:ボール盤

定義:
主としてドリルを使用して工作物に穴あけ加工を行う工作機械。ドリルは主軸とともに回転し、軸方向に送られる。

機械の大きさの表し方:−

対応英語(参考):
drilling machine

慣用句:−