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ラジアルボール盤




ラジアルボール盤とは、主にドリルを使って金属工作物に穴あけ加工を行う代表的な工作機械であるボール盤の一種です。ラジアルボール盤は、アームがコラムを中心に円周状に旋回できて、さらに、アーム上に設置されている主軸頭がアームに沿って水平移動できる構造になっているボール盤です。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、ラジアルボール盤の定義は以下。

番号:312

用語:ラジアルボール盤

定義:
直立したコラムを中心に旋回できるアーム上を、主軸頭が水平に移動する構造のボール盤。ベースがガータ構造で水平微動することのできるものをガータボール盤という(付図12)。

機械の大きさの表し方:
コラムスリーブ表面から主軸中心線までの距離、ベース上面から主軸端面までの距離、主軸穴のモールステーパ番号、ベース作業面の大きさ、及び穴あけできる最大直径。

対応英語(参考):
radial drilling machine

慣用句:−

付図12 ラジアルボール盤(312)
付図12 ラジアルボール盤(312)