床上形横中ぐり盤
床上形横中ぐり盤とは、横中ぐり盤(直立したコラムに沿って上下運動する主軸頭をもち、主軸が水平の中ぐり盤)の一種です。床上形横中ぐり盤では、中ぐり加工を行う工作物を固定するテーブルがない代わりに、床に設置した定盤の上に工作物を固定します。床上形横中ぐり盤は、工作機械の機械本体を構成するコラムをベッドに沿って移動させることにより送りを与えて中ぐりを行う横中ぐり盤です。なお、床上形横中ぐり盤”は、しょうじょうがたよこなかぐりばん”と読みます。
JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、床上形横中ぐり盤の定義は以下。
番号:4112用語:床上形横中ぐり盤(しょうじょうがたよこなかぐりばん)
定義:
テーブルをもたず、工作物を床に置いた定盤上に取り付け、コラムをベッドに沿って移動させて送りを与える横中ぐり盤(付図15)。機械の大きさの表し方:
中ぐり主軸の直径、主軸頭上下移動量、コラム移動量、クイル又は主軸頭移動量、及び中ぐり主軸の軸方向移動量。対応英語(参考):
floor type horizontal boring machine慣用句:−