フライス盤,ボール盤,旋盤,用語,名称,加工,方法,NC,削り,研削,レーザー・ワイヤー等-JIS規格

 

ベッド形フライス盤




ベッド形フライス盤とは、フライスを使って主に金属工作物に平面削り、溝削りなどの機械加工・金属加工を行う代表的な工作機械であるフライス盤の一種です。
ベッド形フライス盤は、切り込み運動をコラムあるいは主軸頭で行う構造で、直接ベッドにテーブルが乗っているタイプのフライス盤です。

ベッド形フライス盤には、主軸の方向の違いにより、主軸が水平なフライス盤(ベッド形横フライス盤)と、主軸が垂直なフライス盤(ベッド形立てフライス盤)とがあります。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、ベッド形フライス盤の定義は以下。

番号:511

用語:ベッド形フライス盤

定義:
テーブルを直接ベッドに乗せ、切込み運動をコラム又は主軸頭で行う構造のフライス盤。機能を単純化し、自動化したものを、特に生産フライス盤という。
主軸が水平のものをベッド形横フライス盤、主軸が垂直のものをベッド形立てフライス盤という(付図18)。

機械の大きさの表し方:
テーブルの大きさ、テーブルの左右移動量、主軸頭又はクイルの移動量、及びテーブル上面から主軸端面までの距離。

対応英語(参考):
bed type milling machine

慣用句:−

付図18 ベッド形横フライス盤(511)
付図18 ベッド形横フライス盤(511)