フライス盤,ボール盤,旋盤,用語,名称,加工,方法,NC,削り,研削,レーザー・ワイヤー等-JIS規格

 

フライス盤




フライス盤とは、主に金属材料を工作物とする機械加工に使われる代表的な工作機械の一種です。
フライス盤は、フライスを使って主に金属工作物に平面削り、溝削りなどの機械加工・金属加工を行う工作機械です。

フライス盤では一般的にバイス(万力)に工作物を固定して、前後左右および高さ方向に送り運動を与え、回転する工具に工作物をあてることで切削加工を行います。
フライス盤は、慣用的にミーリングとも呼ばれます。

フライス盤には加工目的や形式の違いなどにより様々なフライス盤があります。
主なフライス盤には以下のような名称のフライス盤があります。
(JIS規格に定義されるフライス盤の名称のみ列記)
・ベッド形フライス盤
・ひざ形フライス盤
・万能フライス盤
・ならいフライス盤
・彫刻盤
・プラノミラー
・ねじ切りフライス盤
・卓上フライス盤
・ロータリテーブル形フライス盤
・スプラインフライス盤
・キー溝フライス盤
・カムフライス盤
・クランク軸フライス盤
・スキンミラー
・スラブミラー
・数値制御フライス盤

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、フライス盤の定義は以下。

番号:51

用語:フライス盤

定義:
フライスを使用して、平面削り、溝削りなどの加工を行う工作機械。フライスは主軸とともに回転し、工作物に送り運動を与える。

機械の大きさの表し方:−

対応英語(参考):
milling machine

慣用句:ミーリング