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ラップ盤




ラップ盤とは、主に金属材料を工作物とする機械加工に使われる工作機械で、表面仕上げ機械の一種です。ラップ盤は、研削加工などを施された工作物の加工面を滑らかに仕上るための工作機械です。
ラップと呼ばれる加工工具と工作物の間にラップ剤(と粒と加工液の混合液)を入れて加圧しながらラップと工作物を滑り動かすことで加工面を研磨仕上げします。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、ラップ盤の定義は以下。

番号:712

用語:ラップ盤

定義:
と粒及び加工液を混合したラップ剤を、ラップといわれる工具と工作物との間に入れ、両者に圧力を加えながら滑り動かし、工作物の加工面を滑らかに仕上る工作機械。
なお、と粒とラップの代わりに、といしを使用するものもある(付図33)。

機械の大きさの表し方:
ラップ又はといし車の大きさ、キャリア又はホルダの大きさ、及び最大ラップ圧力。

対応英語(参考):
lapping machine

慣用句:−

付図33 ラップ盤(712)
付図33 ラップ盤(712)