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立て削り盤




立て削り盤とは、バイトを工具に用いて切削加工を行う工作機械の一種で、コラム、ベッド、円テーブル、ラムなどから構成され、スロッタとも言われる、主として溝削り加工を行う工作機械のことです。立て削り盤では、溝削り加工するための工作物を円テーブルに取り付けて、垂直に動かすことのできるラムに取り付けたバイトにより、溝削り加工を行います。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、立て削り盤の定義は以下。

番号:913

用語:立て削り盤

定義:
水平方向の直線運動又は回転運動を間欠的に行う円テーブル上に取り付け、垂直運動するラムに取り付けたバイトを使用して、主として溝削り加工を行う工作機械。コラム、ラム、ベッド、円テーブルなどからなる(付図42)。

機械の大きさの表し方:
ラムの行程、テーブルの移動量及び円テーブルの直径。

対応英語(参考):
slotting machine

慣用句:スロッタ

付図42 立て削り盤(913)
付図42 立て削り盤(913)