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レーザ加工機




レーザ加工機とは、JIS規格では特殊加工機械に分類される工作機械の一種で、レーザ光線を利用して各種の加工を行う工作機械のことです。レーザ加工機では、レーザを利用して工作物を加熱・溶融・除去することにより加工を行います。
レーザ加工機の一般的な用途としては、工作物の穴あけなどを含むレーザカット(レーザ切断)や、レーザ溶接(レーザ接合)などが挙げられます。また、工作物表面に文字やデザインなどレーザーによって彫刻(マーキング)を行うレーザーマーキングとしても良く用いられます。

レーザー加工機の応用例としては、焼入れ、レーザ蒸着、アニーリング、変態硬化など、工作物の改質を目的とするレーザ加工や、光部品や電子部品の組み立てなどを行うために、シーム溶接やスポット溶接などの精密溶接として用いられるレーザ加工機もあります。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、レーザ加工機の定義は以下。

番号:D142

用語:レーザ加工機

定義:
工作物をレーザによって加工する工作機械。

機械の大きさの表し方:−

対応英語(参考):
laser beam machine

慣用句:−