フライス盤,ボール盤,旋盤,用語,名称,加工,方法,NC,削り,研削,レーザー・ワイヤー等-JIS規格

 

二番取り装置【工具旋盤】




二番取り装置とは、工作機械部品(工具旋盤)の一種で、切削加工のうち、二番取り(フライスなどの切刃の背後の逃げ面を切削すること)を行うための装置のことです。二番取り装置では、カムを使って横送り台(サドル上を横方向に移動する台)を前後運動させることによって二番取りを行います。

ここで言う二番取り装置は、旋盤の一種である工具旋盤における二番取り装置のことで、JIS規格で工具旋盤に定義される二番取り装置を意味します。

JIS規格 工作機械-部品及び工作方法-用語(JIS B 0106)における、二番取り装置【工具旋盤】の定義は以下です。

分類(対象工作機械):工具旋盤

番号:102.2909

用語:二番取り装置

定義:
カムを用いて、横送り台に前後運動を与えて二番取りを行う装置。

対応英語(参考):
relieving attachment