フライス盤,ボール盤,旋盤,用語,名称,加工,方法,NC,削り,研削,レーザー・ワイヤー等-JIS規格

 

駆動歯車箱【中ぐり盤】




駆動歯車箱とは、各種の工作機械(中ぐり盤共通)部品の一種で、主軸やフライス主軸(フライスを取り付けて切削回転運動を与える軸)に、中ぐり加工を行うための切削回転運動を伝達する機構を内蔵した歯車箱のことです。

駆動歯車箱は、JIS規格用語では、ラップ盤、中ぐり盤などの工作機械に共通して構成される工作機械部品ですが、ここで言う駆動歯車箱は、各種の中ぐり盤(主軸に取り付けた中ぐりバイトを使用し、主軸を繰り出して中ぐり加工を行う工作機械)に共通の駆動歯車箱のことで、JIS規格で中ぐり盤(共通)に定義される駆動歯車箱を意味します。

JIS規格 工作機械-部品及び工作方法-用語(JIS B 0106)における、駆動歯車箱【中ぐり盤(共通)】の定義は以下です。

分類(対象工作機械):中ぐり盤(共通)

番号:300.1920

用語:駆動歯車箱

定義:
主軸、フライス主軸などに回転を伝える機構を内蔵している歯車箱。

対応英語(参考):
driving gear box