ウォータージェット加工
ウォータージェット加工(ウォータジェット加工)とは、工作機械における加工方法・工作方法用語において、ジェット噴流を利用して工作物を切断、除去、洗浄などの加工を行う工作方法のことです。ウォータージェット加工(ウォータジェット加工)の具体的な方法・原理としては、ノズルから水を高圧で噴射させることによって、金属その他の材料の切断加工などの加工を行います。高圧でジェット噴射させる水の中に、研磨材を混入して加工を行う加工機もあり、これをアブレシブジェット加工機といいます。
ウォータージェット切断加工の特徴としては、ガス切断、レーザー切断、プラズマ切断などの熱切断ではないので、切断する工作物に熱影響を及ぼさないほか、切断時に粉塵の発生がないことや、切断する材料が金属・非金属はもちろんのこと、プラスチック樹脂、ガラス、セラミックス、木材、ゴムなどあらゆる材質を切断することができるなどの特徴があります。
ウォータージェット加工(ウォータジェット加工)を行うための工作機械・加工機を、ウォータージェット加工機(ウォータジェット加工機)といいます。
JIS規格 工作機械-部品及び工作方法-用語(JIS B 0106)における、ウォータージェット加工(ウォータジェット加工)の定義は以下です。
分類:工作方法番号:16.100
用語:ウォータジェット加工(ウォータージェット加工)
定義:
ジェット噴流によって行う加工方法。対応英語(参考):
water jet machining