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普通旋盤




普通旋盤とは、工作物を回転させバイトなどで削り加工などを行う代表的な工作機械である旋盤の一種です。普通旋盤は各種旋盤の中でも一般的な旋盤で、単に旋盤と言えば普通旋盤を指します。

普通旋盤は、主軸台、ベッド、心押台、送り機構、往復台など基本的な構造をもつ旋盤で、旋盤加工の試作や多品種少量加工、旋盤加工の基本作業の実習にもよく使われる旋盤です。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、普通旋盤の定義は以下。

番号:211

用語:普通旋盤

定義:
基本的なもので、ベッド、主軸台、心押台、往復台、送り機構などからなる旋盤(付図1)。

機械の大きさの表し方:
ベッド上の振り、センタ間距離、及び往復台上の振り。

対応英語(参考):
centre lathe;
engine lathe;
parallel lathe

慣用句:−

付図1 普通旋盤(211)
付図1 普通旋盤(211)