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多軸自動旋盤




多軸自動旋盤とは、工作物を回転させバイトなどで削り加工などを行う代表的な工作機械である旋盤の一種で、主軸が二本以上複数ある自動旋盤(自動盤ともいい、機械をカム、油圧又は電気的な機構で自動的に作動させる旋盤)のことです。多軸自動旋盤は、備え持つ軸の数により、8軸自動旋盤などと呼ばれます。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、多軸自動旋盤の定義は以下。

番号:2142

用語:多軸自動旋盤

定義:
複数の主軸をもつ自動旋盤。主軸の数によって、4軸自動旋盤、8軸自動旋盤などという。主軸を一つのキャリヤに乗せ、キャリヤごと回転して個々の割出しを行うものをキャリヤ回転形という(付図5)。

機械の大きさの表し方:
主軸の数、コレット口径又はチャック外径、及び切削できる長さ。

対応英語(参考):
multi-spindle automatic lathe

慣用句:−

付図5 多軸自動旋盤(2142)
付図5 多軸自動旋盤(2142)