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正面旋盤




正面旋盤とは、工作物を回転させバイトなどで削り加工などを行う代表的な工作機械である旋盤の一種で、主に正面削りを行うの旋盤のことです。正面旋盤は、主軸端に面板(めんばん)と呼ばれる複雑な形の工作物をも取り付けられる円板が取り付けられ、また、刃物その他を取り付ける刃物台が広範囲に移動できる構造になっており、正面削りに適した構造になっています。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、正面旋盤の定義は以下。

番号:216

用語:正面旋盤

定義:
主軸に面板を備え、主として正面削りを行う旋盤。刃物台は、主軸に直角方向に幅広く動く(付図6)。

機械の大きさの表し方:
ベッド上の振り又は面板の直径、及び面板から往復台までの距離。

対応英語(参考):
face lathe

慣用句:−

付図6 正面旋盤(216)
付図6 正面旋盤(216)