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クランク軸旋盤




クランク軸旋盤とは、工作物を回転させバイトなどで削り加工などを行う代表的な工作機械である旋盤の一種で、用途が比較的限定される旋盤の一つです。クランク軸旋盤は、クランク軸のピン部やジャーナル部を切削するために使われる旋盤です。なお、クランク軸とは、クランクシャフトともいい、ピストンの往復運動を回転運動に変換するための軸(シャフト)で、エンジンの構成部品の一つです。クランク軸は、クランクピン、クランクジャーナル、クランクアームなどの部分から構成されます。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、クランク軸旋盤の定義は以下。

番号:21F3

用語:クランク軸旋盤

定義:
クランク軸のピン部又はジャーナル部を切削する旋盤(付図8)。

機械の大きさの表し方:
ベッド上の振り又は回転円板の内径、切削できるクランク軸の最大長さ、及び切削できるクランクアーム間の最小距離。

対応英語(参考):
crankshaft lathe

慣用句:−

付図8 クランク軸旋盤(21F3)
付図8 クランク軸旋盤(21F3)