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数値制御旋盤




数値制御旋盤とは、工作物を回転させバイトなどで削り加工などを行う代表的な工作機械である旋盤の一種で、NC旋盤又はCNC旋盤とも言われる、数値制御(NC:Numerically Controlled 又は CNC:Computerized Numerically Controlled )された旋盤のことです。数値制御(NC又はCNC)とは、工具と工作物との相対運動を、速度や位置の数値情報で制御するもので、一連の加工がプログラム指令によって行われます。数値制御旋盤(NC旋盤又はCNC旋盤)には、切削回転の中心軸から外れた穴加工やフライス加工(フライスを用いて工作物を削ること)などの複合的な加工が可能な旋盤(CNC複合旋盤)などもあります。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、数値制御旋盤の定義は以下。

番号:22

用語:数値制御旋盤

定義:
工具と工作物との相対運動を、位置、速度などの数値情報によって制御し、加工にかかわる一連の動作をプログラムした指令によって実行する旋盤(付図10)。

機械の大きさの表し方:−

対応英語(参考):
numerically controlled lathe

慣用句:−

付図10 数値制御旋盤(22)
付図10 数値制御旋盤(22)