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ターニングセンタ




ターニングセンタとは、JIS規格では多機能工作機械に分類される工作機械で、数値制御工作機械(NC工作機械又はCNC工作機械とも言われ、工具と工作物との相対運動を、位置、速度などの数値情報によって制御され、加工がプログラム指令により実行される工作機械)の一種です。
ターニングセンタは、数値制御により、旋削加工(工作物を回転して、バイトで切削すること)など多種類の加工を行うことができます。また、ターニングセンタは、旋削などの加工を行うための工具を自動交換することができるため、工具の取付け替えをすることなく各種加工を行うことができます。

JIS規格 工作機械-名称に関する用語(JIS B 0105)における、ターニングセンタの定義は以下。

番号:C23

用語:ターニングセンタ

定義:
主として工作物を回転させ、工具の自動交換機能(タレット形を含む。)を備え、工作物の取付け替えなしに、旋削加工のほか多種類の加工を行う数値制御工作機械(付図45)。

機械の大きさの表し方:
振り、最大加工径、センタ間距離、及び主軸又は主軸台の数。

対応英語(参考):
turnign centre

慣用句:−

付図45 ターニングセンタ(C23)
付図45 ターニングセンタ(C23)