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クロスレール【立て旋盤】




クロスレールとは、工作機械部品(立て旋盤)の一種で、工作機械において、ベースに垂直に固定されて機械の本体を構成するコラムに支持されている水平の桁(けた)のことです。クロスレールには、正面刃物台が水平運動するための案内面が備えられています。

クロスレールは、JIS規格用語では、立て旋盤、ジグ中ぐり盤、立て中ぐり盤、プラノミラー、案内面研削盤、歯車形削り盤、平削り盤、形削り盤など、各種工作機械に共通して構成される工作機械部品ですが、ここで言うクロスレールは、旋盤の一種である立て旋盤(工作物を水平面内で回転するテーブル上に取り付け、刃物台をコラム又はクロスレールに沿って送って切削する旋盤)におけるクロスレールのことで、JIS規格で、立て旋盤に定義されるクロスレールを意味します。

JIS規格 工作機械-部品及び工作方法-用語(JIS B 0106)における、クロスレール【立て旋盤】の定義は以下です。

分類(対象工作機械):立て旋盤

番号:108.3400

用語:クロスレール

定義:
コラムに取り付けられ正面刃物台の水平運動の案内面をもつ水平のけた(桁)。

対応英語(参考):
cross rail