主軸冷却装置【マシニングセンタ】
主軸冷却装置とは、多機能工作機械であるマシニングセンタの工作機械部品の一種で、軸の回転運動により工作物に一連の切削加工を行う主軸や主軸頭(しゅじくとう)を冷却するために機能する装置のことです。主軸冷却装置の冷却液は冷却油を循環させるものが一般的です。
主軸冷却装置は、JIS規格用語においては、ターニングセンタやマシニングセンタなどの工作機械に共通して構成される工作機械部品ですが、ここで言う主軸冷却装置は、多機能工作機械の一種であるマシニングセンタ(主に回転工具を使って、工具の自動交換機能を持ち、工具の付け替えなしに多種類の機械加工を行う数値制御工作機械)の主軸冷却装置のことで、JIS規格で多機能工作機械(マシニングセンタ)に定義される主軸冷却装置を意味します。
JIS規格 工作機械-部品及び工作方法-用語(JIS B 0106)における、主軸冷却装置【マシニングセンタ】の定義は以下です。
分類(対象工作機械):多機能工作機械(マシニングセンタ)番号:1102.3920
用語:主軸冷却装置
定義:
冷却油を循環させ、主軸頭及び主軸を冷却する装置。対応英語(参考):
spindle cooling unit