切くず排出装置【マシニングセンタ】
切くず排出装置とは、多機能工作機械であるマシニングセンタの工作機械部品の一種で、一連の切削加工の工程において、切削加工により発生した切くずを運搬して排出するために機能する装置のことです。
切くず排出装置は、JIS規格用語においては、各種の旋盤、マシニングセンタなどの工作機械に共通して構成される工作機械部品ですが、ここで言う切くず排出装置は、多機能工作機械の一種であるマシニングセンタ(主に回転工具を使って、工具の自動交換機能を持ち、工具の付け替えなしに多種類の機械加工を行う数値制御工作機械)の切くず排出装置のことで、JIS規格で多機能工作機械(マシニングセンタ)に定義される切くず排出装置を意味します。
JIS規格 工作機械-部品及び工作方法-用語(JIS B 0106)における、切くず排出装置【マシニングセンタ】の定義は以下です。
分類(対象工作機械):多機能工作機械(マシニングセンタ)番号:1102.3950
用語:切くず排出装置
定義:
切くずを運搬、排出する装置。対応英語(参考):
chip disposal equipment