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直角度




直角度とは、工作機械の機械精度及び工作精度にかかわる用語において、お互いに直角であるべき部分(機械部分)の直角からの狂いの大きさのことです。

JIS規格 工作機械-試験及び検査用語(JIS B 0182)における、直角度の定義は以下です。

分類:機械精度及び工作精度

番号:325

用語:直角度

定義:
互いに直角でなければならない機械部分の直角からの狂いの大きさ。
二つの面の間、二つの線の間、又は一つの線と一つの面との間では、直角定規の一辺を一方の線の代表直線又は一方の面の代表平面に合致させたとき、他方の線又は面と直角定規の他の辺との平行度が所定の値を超えないとき、これらの線又は面は互いに直角であると見なす。
基準とする直角定規は、測定用直角定規、角形水準器、又は運動学的平面(例えば、回転する軸に取り付けた腕に測定子が軸線に平行になるように設置したテストインジケータの測定子の先端が軸の回転によって描く円形軌跡の定める平面。)若しくは直線を組み立てたものでもよい。
テストインジケータを振り回して測定する場合は、振り回し直径に対する読みの最大差で表す。

対応英語(参考):
squareness;
perpendicularity