位置決め偏差
位置決め偏差とは、工作機械の機械精度及び工作精度にかかわる用語において、位置決めを行った各種の工作機械におけるテーブル、主軸頭、コラムなどの運動部品の実停止位置(目標位置に位置決めした運動部品が、実際に停止した位置)と目標位置(運動部品を位置決めするために指令する位置)との差のことです。
JIS規格 工作機械-試験及び検査用語(JIS B 0182)における、位置決め偏差の定義は以下です。
分類:機械精度及び工作精度番号:338
用語:位置決め偏差
定義:
位置決めした運動部品の実停止位置と目標位置との差。
直線運動による位置決め偏差と回転運動による位置決め偏差とがある。対応英語(参考):
deviation of positioning;
positioning deviation