平均一方向位置決め偏差
平均一方向位置決め偏差とは、工作機械の機械精度及び工作精度にかかわる用語において、ある一つの運動部品を位置決めするために指令する位置(目標位置)に対して、複数回の一方向位置決めを行った場合の位置決め偏差(位置決めした運動部品の実停止位置と目標位置との差)の算術平均値のことです。
JIS規格 工作機械-試験及び検査用語(JIS B 0182)における、平均一方向位置決め偏差の定義は以下です。
分類:機械精度及び工作精度番号:341
用語:平均一方向位置決め偏差
定義:
一つの目標位置に対して、複数回一方向位置決めを行ったときの位置決め偏差の算術平均値。
位置決めの向きは、正の向きと負の向きを区別する。対応英語(参考):
mean unidirectional positioning deviation