フライス盤,ボール盤,旋盤,用語,名称,加工,方法,NC,削り,研削,レーザー・ワイヤー等-JIS規格

 

(位置決め精度の)全長検査




(位置決め精度の)全長検査とは、工作機械の機械精度及び工作精度にかかわる用語において、位置決め精度(各運動軸による位置決めにおいて、設定した目標位置に対する実際に停止した位置の正確さ)の検査方法の一つで、移動範囲2000mmを超える制御軸について行う位置決め精度検査のことです。移動範囲2000mm以下の制御軸については、詳細検査を行います。

JIS規格 工作機械-試験及び検査用語(JIS B 0182)における、(位置決め精度の)全長検査の定義は以下です。

分類:機械精度及び工作精度

番号:350

用語:(位置決め精度の)全長検査

定義:
移動範囲2000mmを超える制御軸について行う位置決め精度検査で、全長にわたり測定機器の測定可能な長さごとに、又は250mmの距離ごとに目標位置に少なくとも1回正の向き及び負の向きに両方向から位置決めを行って検査する。
また、常用の移動範囲(受渡当事者間の合意による。)2000mmについては、詳細検査を行う。

対応英語(参考):
individual check