位置決め加工の精度
位置決め加工の精度とは、工作機械の機械精度及び工作精度にかかわる用語において、実際に加工を行った位置と、工作機械で指令した位置とが一致する程度のことで、具体的には、面間寸法精度、中心間距離精度などが挙げられます。
JIS規格 工作機械-試験及び検査用語(JIS B 0182)における、位置決め加工の精度の定義は以下です。
分類:機械精度及び工作精度番号:360
用語:位置決め加工の精度
定義:
実際に加工した位置と指令した位置との一致の程度。
基準位置からの寸法(又は寸法差)の偏差で表す。
基準位置は、原点、基準側面、最初の穴、隣接する穴などから適当に選ぶ。
面間寸法精度、中心間距離精度などがある。対応英語(参考):
working accuracy of positioning